2024年2月25日に、AP浜松町にて日本歯内療法学会学術委員会会議が行われ、委員として参加いたしました。
今期からはガイドライン委員会委員として活動となりますが、今までの学術委員会メンバーとして、今後の活動や講演内容のあり方について協議を行いました。今後も学会活動を通して社会貢献を行ってまいります。
2024年2月25日に、AP浜松町にて日本歯内療法学会学術委員会会議が行われ、委員として参加いたしました。
今期からはガイドライン委員会委員として活動となりますが、今までの学術委員会メンバーとして、今後の活動や講演内容のあり方について協議を行いました。今後も学会活動を通して社会貢献を行ってまいります。
2024年2月24日に、福岡にてDSJ治療計画コースが行われ、歯内療法学の視点で「保存か抜歯か」「歯髄保存か抜髄か」という内容で講演を行いました。
治療対象の歯が全体に及ぶ場合、全顎的治療といい、一般的に歯科医療の第一の目標とされる歯の保存よりも、第二の目標とされる噛み合わせ(咬合)や審美が優先される場合があります。その際、長期的な視野を持って患者さんとコミュニケーションを取らないと、治療する側と受ける側の足並みが揃わず、望ましい結果が得られないこともあります。歯を保存するための歯内治療を全体の治療の中でどれだけの重みをつけて治療計画を組むかは、術者の技量も含めて非常に重要な意思決定が求められます。今回の講演では、そのような内容をお伝えし、ディスカッションを通して皆様と理解を深めました。
歯内療法学の領域のみに留まらず、他の歯科専門領域や一般歯科とのコミュニケーションも大切に、歯科医療に取り組んでまいります。
2024年2月18日に、コモレ四谷タワーコンファレンス(新宿区)にて「主にう蝕と歯周病を学ぶ勉強会」が開催され、スタッフ8名が現地参加いたしました。
今回は当院の歯科衛生士が3年間の勉強会を通じて学んだことを発表し、歯周病学会認定歯科衛生士取得や医院連携についてを参加者の皆様と共有しました。
最後のセッションは懇親会で、職歴でグループ分けを行なった上でビュッフェスタイルで楽しくお話しする機会がありました。
今回の勉強会で他院のスタッフと繋がり、共に学んでまいります。
2024年1月28日に、御茶ノ水トライエッジカンファレンスにて「周術期の歯科医療を考える」セミナーが開催され、映画鑑賞と歯科講演に院長およびスタッフ6名が参加いたしました。
セミナーではがん口腔支持療法として患者さんに寄り添った病院歯科医療を提供されている百合草健圭志先生(静岡がんセンター歯科口腔外科部長)の講演があり、その後「ケアを紡いで」というタイトルのドキュメンタリー映画の鑑賞がありました。
歯科医師のみならず、歯科衛生士や歯科助手でも、周術期の患者さんにどう関わり続けるかについて考えさせられる、奥の深い内容で大変勉強になりました。
待合室に、新たにフロアライトを設置いたしました。
できるだけお待たせする時間が短くなるよう、診療室への導入やお会計を速やかに行っておりますが、どうしても待合室で過ごす時間があります。そんな時に待合室の空間が少しでも和らげばと願っております。
当院の玄関には腰掛けイスをご用意しております。今までのものは丸イスでしたが、立ち上がる時に手をかける場所がなく、少し不便との声をいただいておりました。
今回、左右に手をかけることのできるイスに変更し、特に立ち上がり時に力が入れやすいようにいたしました。靴の脱ぎ履き時の際はぜひお使いください。
2023年12月13日に、東北大学歯学部にて3年次学生の歯内療法学講義および実習を担当いたしました。
午前中は、歯内療法学全体の授業カリキュラムの中で、「再根管治療の術式および歯内療法の安全対策」として、テキストおよび歯科医師国家試験問題に基づき講義を行いました。講義では2023年の最新英語論文も交え、再治療の難しさについて実例を交えながらお話しいたしました。
午後は、透明歯牙模型を用いて、マネキンにマウントしての根管治療の実習でした。こちらは多くの医局員のサポートのもと学生実習が行われ、手技の流れについて確認いたしました。東北大学歯学部ではマネキン実習の時点でラバーダム防湿下での処置が行われており、臨床に則したカリキュラム運営となっています。医局員の皆様いつもありがとうございます。
次の機会にまた東北大学歯学部に足を運ぶことを楽しみにしております。
2023年12月10日に、大阪歯科大学にて日本歯内療法学会認定臨床研修会が行われ、認定カリキュラム6の講師として講演いたしました。
この研修会は、学会認定の専門医申請を行う際に受講が必須の講演会で、毎年冬に実施されています。1から7まである認定カリキュラムが随時行われており、今回は大阪での講演でした。
講演では、「最新歯内療法術式」として、過去1年間の論文(Journal of Endodontics)を振り返り、臨床で参考になる研究を会員の皆様と共有いたしました。来年・再来年もカリキュラム6が実施されますので、その年その年の学術研究のトレンドをアップデートしてまいりたいと思います。
2023年11月21日から2024年6月30日までの期間で、デンツプライシロナ株式会社主催のDentply Sirona Academyにて、ウェビナー講師として登壇しております。
2023年夏に日本で新たに導入された音波洗浄器であるSmartLite Pro EndoActivatorによる根管洗浄剤の攪拌について、実際の臨床の様子や研究報告を交えて商品紹介させていただきました。30分ほどの動画に有益な情報をまとめたウェビナーとなっております。
根管洗浄において、従来のシリンジ洗浄だけでは不十分という研究報告が数多くなされています。音波以外にも超音波やレーザーなどによる根管洗浄の攪拌方法が模索されています。当院では最新の知見を踏まえて、最良の医療をこれからもご提供してまいります。
2023年11月19日に、西荻地域区民センターにて「杉並区よい歯健口フェスティバル」が開催され、院長が参加いたしました。このフェスティバルは今年で22回目となり、杉並区民の皆様への啓発活動の一つとして長きにわたって行われているイベントです。
会場では8020運動達成者が表彰されるイベントが行われ、当院からはご夫婦で8020を達成されている患者さんお二人をご推薦しました。ご自身の歯がたくさん維持されていることは、日々の食事を楽しみ活き活きした生活を送る上でとても大切なことです。これは、毎日のホームケアの賜物と言っても過言ではありません。
当日は歯と口の健康を楽しく体験しながら学べるイベントも行われ、子供向けのイベントも開催されていました。
杉並区歯科医師会・東京都歯科医師会会員の歯科医院として、地域医療のみならず地域活動にも引き続き取り組んでまいります。