専門医活動報告」カテゴリーアーカイブ

関東歯内療法学会にて講演

1月26日に、秋葉原コンベンションホール(東京都千代田区)にて関東歯内療法学会第19回学術大会・総会が行われ、テーマ講演「再根管治療のここがポイント!根管充填材の除去」の演者として講演いたしました。

やり直しの根の治療である再根管治療は、日本において日常的に行われている歯科治療です。しかし感染除去の前に既存の歯科材料(被せ物や土台、詰めてある歯科材料)を正しく取り除く必要があり、一般的に難易度の高い治療として敬遠される治療でもあります。そのため早い段階で「保存困難」と諦められてしまう事例が少なからずあります。この現状に対して学会主導で歯の保存に取り組んでいくことはとても社会的意義のあることだと思います。

今回ご一緒した田中浩祐先生、吉岡俊彦先生は当院の田中利典と同じく歯内療法専門医としてご活躍されており、計3名の講演で、テーマ講演全体がとてもアカデミックかつクリニカルな内容にまとまりました。お二人の演者と共に学会講演の機会をいただきました関東歯内療法学会に厚く御礼申し上げます。

ヘルスケアxデータサイエンスセミナーに参加

12月19日に、日本橋ライフサイエンスビルディング(東京都中央区)にて「奇跡のコラボレーションが生み出すヘルスケア革命」と題したセミナーイベントが行われ、参加いたしました。

本セミナーでは、国立がん研究センター東病院、LINK-J、22CEMITの共催で、国立がん研究センター東病院消化器内科医長の吉野隆之氏、横浜市立大学医学部教授でデータサイエンティストの山中竹春氏により講演がありました。

AIとビッグデータを用いた遺伝子検査(リキッドバイオプシー)で、従来よりも各段に早くて正確ながん診断が可能になる実例のお話から、日本の人口動態と今後のライフサイエンス事業のあり方、スタートアップの可能性のお話まで、日本から世界に向かって発信する研究・事業が紹介されました。

また、医療には予防、診断、治療、介護がありますが、AIやビッグデータをどこに活かすのか、が分かりやすく示されました。日本ではAI・ビッグデータというと画像診断による病気の早期発見、というイメージが強いと思います。しかし現場でのニーズはまだまだあり、多くのシーズが眠っています。産学官で協働し、世界に先駆けて社会実装を実現する継続的な取り組みが重要であることが、セミナー全体を通して伝わってきました。

LINK-J主催セミナーに参加

12月9日に、日本橋ライフサイエンスハブ(東京都中央区)にて「BCG戦略xライフサイエンス データビジネスのグローバルトレンド 〜健康・予防・疾患管理など〜」と題したLINK-J主催セミナーが行われ、参加いたしました。

産官学連携の事業機会・ビジネスモデルを考える上で、(1)網羅的かつダイナミックな検討、(2)対象疾患の絞り込み、(3)患者中心のコンセプトの明確化、(4)包括的なバリューに基づいたマネタイズモデルの獲得、(5)事業モデル実現に向けたステークホルダーとの連携、(6)アジャイルアプローチによる事業・サービスの継続的な刷新と人材育成、が重要であるとのことでした。

大学での研究においては、短期スプリントの繰り返しによるアジャイルアプローチが難しく、意識的にスピード感を持って取り組む必要がありそうです。多くの研究結果が医療の場にしっかりと活用されるよう、社会実装まで取り組んでいく必要を改めて感じました。

「口腔・腸内細菌叢と全身の健康」シンポジウムに参加

12月7日に、東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター(東京都港区)にて第1回口腸連関研究会キックオフシンポジウムとして「口腔・腸内細菌叢と全身の健康-研究の現状と未来-」が行われ、参加いたしました。

米国歯内療法専門医日本協会セミナーにて講演

11月23日に、アキバプラザアキバホール(千代田区神田)にて第5回米国歯内療法専門医日本協会セミナー(2019)が行われ、演者として講演いたしました。当日は「3Dテクノロジーの応用: 外科的歯内療法」というタイトルで、デジタルデンティストリーの今まで、歯内療法学における3Dテクノロジー、ターゲテッドエンドドンティックマイクロサージェリー、の3つのトピックのお話をいたしました。

日本歯内療法学会専門医セミナーにて座長を担当

11月17日に、名古屋コンベンションホール(愛知県名古屋市)にて2019年度日本歯内療法学会第26回専門医セミナーが行われ、参加いたしました。当日は学術委員として座長を仰せつかり、セミナーの運営に携わりました。

LINKーJ x 東北大学ネットワーキングナイトに参加

11月15日に、日本橋ライフサイエンスハブにてLINKーJ x 東北大学ネットワーキングナイトが行われ、参加いたしました。「医療現場観察からはじまるイノベーション」として東北大学病院の臨床観察プログラムであるASU(アカデミックサイエンスユニット)の紹介と、医療従事者と企業開発研究者によるパネルディスカッションが行われました。実際の医療現場から患者さんを主体とした特徴あるニーズを探す重要性と、イノベーションのチャレンジングな面についてディスカッションがなされました。

ニーズ探索(clinical immersion)からニーズの定義、選択、を研ぎ澄ませること、そのプロセスをきちんとデザインすること、スピードと質を高めるために共同すること、の3つが重要であることが指摘されていました。

う蝕治療ガイドライン作成小委員会会議に出席

11月8日、9日に、福岡県福岡市にて行われた日本歯科保存学会う蝕治療ガイドライン作成小委員会会議が行われ、日本歯内療法学会ガイドライン委員会委員として出席いたしました。会議では今後の両学会共同作業のための意見交換を行い、歯髄保存治療に関する新たなCQ作成に取り掛かることとなりました。