月別アーカイブ: 2020年11月

口腔外バキュームの増設

このたび、ケアユニット2台に口腔外バキューム(フリーアームフォルテ)を設置しました。これにより、全ての診療ユニットに口腔外バキュームが設置されたことになり、エアロゾル対策に万全な環境が整いました。

むし歯治療では切削時にハンドピース(ドリルの柄)からエアロゾル(マイクロ飛沫)が発生します。また、入れ歯や被せ物、仮歯の調整では、金属や樹脂の粉末が飛散します。当院ではコロナ禍以前より治療ユニット4台に口腔外バキュームを設置しておりました。一方でケアユニット2台ではそのような治療を行わないため、設置しておりませんでした。しかしながら、科学的な研究から超音波スケーラーやエアフロー(パウダーによる歯面清掃)の使用でもエアロゾルの発生が報告されており、エアロゾルの発生する処置に配慮や制限が生じていました。そのためコロナ禍の4月に口腔外バキュームの増設を発注しましたが、生産が追いつかず納品にかなり時間が経ってしまいました。今回の設置で、以前のように安心してケアが行えるようになります。

バキューム稼働時は大きな掃除機のような音がしますが、万全の感染症対策となっております。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

専門医セミナーに参加

2020年11月15-21日の視聴期間で日本歯内療法学会第27回専門医セミナーがオンラインで開催され、参加いたしました。

今回の専門医セミナーは研究倫理と学会発表についての内容で、「ヒトを対象とする医学系研究に関する倫理指針」や「臨床研究法」に遵守しながら適切に研究発表することが説明されました。当院でも、臨床症例を通じて研究発表を行う際はルールに基づいて適切に対応していきたいと思います。

YOSHIDAウェビナーに参加

11月15日に、「マイクロスコープを用いた精密歯周外科」と題したウェブライブセミナーがオンラインで開催され、院長が参加しました。

セミナーではライブデモも行われ、マイクロスコープ下での手技の解説もありました。セミナーを通じて学んだ知識技術を臨床に活かしてまいります。

コンポジットレジン充填ウェビナーに参加

11月12日に、「CR充填と最新の審美歯科の潮流について」と題したウェブライブセミナーがオンラインで開催され、院長が参加しました。

短期的・長期的な予後に配慮した充填処置のポイントについて講演がなされ、最新のマテリアルについての解説がありました。

当院でも器具機材を揃え、日々の診療に活かしてまいります。

YOSHIDAウェビナーに参加

2020年11月8日に、「エムドゲインとレーザーを用いた再生療法の最前線」と題したウェブライブセミナーがオンラインで開催され、院長が参加しました。

歯周病再生医療で25年もの実績を持つエムドゲインの臨床報告と合わせて、予知性の高い治療アプローチが紹介されました。当院で行う今後の歯周病再生医療でも、セミナーの知見を取り入れて活かしてまいります。

YOSHIDAウェビナーに参加

2020年11月1日に、第6回YOSHIDAオペレーザーユーザー会「レーザー治療の新たなる可能性」がオンラインで開催され、院長が参加しました。

当日は、当院でも使用しているCO2レーザーの多岐に渡る臨床応用が紹介されました。CO2レーザーはタンパク変性層を形成しますが、表層0.5mmまでに留まるため、安全かつ疼痛の少ない治療が可能です。今回のユーザー会をもとに適切な症例で活用し、引き続き皆様の患者利益につなげてまいります。