活動報告&取り組み」カテゴリーアーカイブ

区民向け講演会にて講演

2023年7月14日に、杉並区高井戸保健センターにて2時間の市民向け講演会が行われ、当院の院長が講演いたしました。

「めざせキラキラ 歯ッピーファミリー」と題して、主に2歳児以下のお子様のいらっしゃるご家族を対象に、むし歯の成り立ち、歯周病と全身疾患、かかりつけ歯科医の重要性についてお話ししました。中でも、「どうして歯を磨いていてもむし歯になるのか」「今すぐ家族で取り組めるむし歯予防のポイント」「お口の中だけにとどまらない歯周病と全身疾患」について、最新の知見を交えてお伝えいたしました。また、イベントでは、乳幼児の口腔ケアについてもお話しいたしました。

歯科医師会の活動を通じて、区民の皆様の健康につながれば幸いです。引き続きよろしくお願いいたします。 

杉並区歯科医師会学術講演会に参加

2023年5月28日に、ウェブにて杉並区歯科医師会学術講演会が行われ、参加いたしました。

講演は、骨粗しょう症に関連した薬物とそれに伴う歯科治療に関する内容でした。近年では骨粗しょう症のお薬を服用されている患者さんが当院でも多い印象を受けています。以前は休薬の上で抜歯処置などを行うことがありましたが、近年では医師と密に連携を取って、確認の上で休薬せず治療を進めていくことも可能となりました。もちろん心配な場合は大学病院など歯科口腔外科にご紹介することもございます。皆様の健康を最優先で、良い歯科治療をご提供できるようこれからも心がけてまいります。

う蝕・歯周病勉強会に参加

2023年4月16日に、新宿区四谷にて「主にう蝕と歯周病を学ぶ勉強会」が開催され、スタッフ7名が現地参加、およびスタッフ1名がウェブ参加いたしました。

今回は今期最後の回で、次回からは第3期が始まります。7月に行われる第一回では、小児歯科を取り上げて皆で学ぶ予定です。

他の歯科医院との交流も含めて、学びを深めてまいります。

う蝕・歯周病勉強会に参加

2023年2月19日に、新宿区四谷にて「主にう蝕と歯周病を学ぶ勉強会」が開催され、スタッフ7名が現地参加、およびスタッフ1名がウェブ参加いたしました。

当院からは非常勤の西條先生がEBMに基づいた歯周病初期治療について講演いたしました。インプットとアウトプットを経験することでより深く学ぶ機会を得ることができました。

今期は4月に最後の回があります。一連の中で理解を深めてまいります。

JOF理事会に出席

2023年1月29日に、東京八重洲にてジャパン オーラルフィジシャン フォーラム(JOF)理事会が開催され、スタッフ1名が出席いたしました。

JOFの活動方針やチームミーティングのプログラム内容など、対面だからこそできる意見交換を行いながらそれぞれの内容を洗練させる作業を行なっていきました。

当院でも予防型歯科医療の提供を軸として、地域医療に貢献してまいります。

1.6歳児歯科健診講習会に参加

2023年1月26日に、杉並区歯科医師会1.6歳児歯科健診講習会が行われ、院長が参加いたしました。

近年では口腔の健康に対する意識の高まりから、乳幼児からの虫歯予防にも興味を持たれることが多くなりました。また、生えたての乳歯の頃から口腔健康の習慣づくりをしていくには、正しい情報が不可欠です。

杉並区歯科医師会の活動として、1.6歳児歯科健診への取り組みにも当院は関わってまいります。

待合室物販セミナーに参加

2023年1月19日に、待合室物販セミナーがオンラインにて行われ、スタッフ4名が参加いたしました。

物販というと単なるオーラルケアグッズの販売と捉えられがちですが、実際は患者さんお一人お一人の歯の様子、生活スタイル、口腔清掃状態に合わせて、パーソナライズされたご提案が非常に重要です。また、市販品よりも薬効成分などが多く含まれており、より効果が期待できる歯科医院専売の商品もあります。より良いものを皆様にどのようにプレゼンテーションしていくかについて学びました。

これからもより一層の商品展開や最適な提案ができるよう、努めてまいります。

杉並区歯科医師会他職種連携事業講演会に参加

2022年11月28日に、ウェブにて令和4年度他職種連携事業講演会(東京都杉並区歯科医師会主催)として、「食支援における他職種連携 ー食べるを支える、食べられないを支えるー」と題したセミナーが行われ、院長およびスタッフ1名が参加しました。講師は日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニックの菊谷武先生でした。

口腔機能の低下というと、一般的には誤嚥(食べ物が間違って気管に入ってしまうこと)を思い浮かべると思います。これは、タイミングよくものを飲み込めなかったり、力強く飲み込めなかったりすることが原因で、さらに反射が衰えると咳き込めなくなってしまいます。これらを解決するためには、訓練を通した治療的アプローチ、食べ物の形態や姿勢を調整する代償的アプローチ、調理技術や地域支援を通じた環境改善的アプローチの計3つがあります。患者さんごとにこの3つのアプローチを上手に組み合わせることで、食支援が成り立つとのご説明でした。また、地域支援や他職種連携がとても重要になるとの解説がありました。

川勝歯科医院では訪問歯科については杉並区歯科保健医療センターをご紹介することがあります。一般の歯科診療所の受診が困難な場合はご相談ください。

MTAセミナーに参加

2022年11月24日に、ウェブセミナー形式でケーオーデンタル主催「MTAが変える!エンドにおける歯の保存の可能性」が開催され、スタッフ5名が参加しました。

講師は恵比寿ヘンミデンタルオフィスの辺見浩一先生で、ウルトラデント社「MTAフローホワイト」を用いたパーフォレーションリペアや歯髄保存療法をご提示くださいました。また、使用上の留意点として、止血への対応等をご説明くださいました。一番最初に登場したMTAは操作性に難があり、良い歯科材料でありながら症例によっては非常に使いづらいことがネックとなっていました。昨今ではその操作性を改善するべく、粉液比を術者が調整できるものや、パテ型など形状の異なる商品が登場しています。セミナーを通じて、症例に応じてMTA製材の粘度を考える工夫を学ぶことができました。

歯髄保存療法でのMTAの使用は、保険診療における標準治療として臨床に浸透しつつあります。数あるMTA製材から適材適所で臨床使用することを心がけてまいります。