関東歯内療法学会にて講演

1月26日に、秋葉原コンベンションホール(東京都千代田区)にて関東歯内療法学会第19回学術大会・総会が行われ、テーマ講演「再根管治療のここがポイント!根管充填材の除去」の演者として講演いたしました。

やり直しの根の治療である再根管治療は、日本において日常的に行われている歯科治療です。しかし感染除去の前に既存の歯科材料(被せ物や土台、詰めてある歯科材料)を正しく取り除く必要があり、一般的に難易度の高い治療として敬遠される治療でもあります。そのため早い段階で「保存困難」と諦められてしまう事例が少なからずあります。この現状に対して学会主導で歯の保存に取り組んでいくことはとても社会的意義のあることだと思います。

今回ご一緒した田中浩祐先生、吉岡俊彦先生は当院の田中利典と同じく歯内療法専門医としてご活躍されており、計3名の講演で、テーマ講演全体がとてもアカデミックかつクリニカルな内容にまとまりました。お二人の演者と共に学会講演の機会をいただきました関東歯内療法学会に厚く御礼申し上げます。