医院からのお知らせ」カテゴリーアーカイブ

緊急事態宣言延長を受けての当院の対応 (2020年5月5日時点)

2020年5月4日に、政府より緊急事態宣言延長の発表がありました。

当院では、先月まで緊急性の高い治療に限定して診療を行なっておりました。その上で医療資源の確保や接触・飛沫感染対策に取り組んでまいりました。このたびの緊急事態宣言延長を受けて、また将来の緊急事態宣言解除後も見据えて、当面は接触・飛沫感染対策を十分に行いながら医療機関として診療を行なっていく予定です。

なお、先月に治療の延期を行った患者さんの中には、長期間保留・中止しておくことでかえって問題になる場合も考えられます。必要な場合個別にご連絡・ご相談させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

また、5月以降、臨時休診や診療時間短縮は行わず、従来の診療曜日と時間で行うことを予定しております。しかし「新しい診療様式」として、予約時間にゆとりを持った対応を行っていく予定です。これは治療前後の診療室の十分な清掃や、待合室の複数人での同時使用を避けるためです。そのため、ご希望の日時でご予約が取りにくい状況になるかと思われます。引き続きご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

臨時休診のお知らせ

新型コロナウイルス感染症対策の一環として、下記日程は臨時休診となります。

4月25日(土)
4月28日(火)
5月2日(土)

「人と人との接触を最低7割、極力8割減らす」ために、診療の規模縮小に加えて一部の日程で臨時休診といたします。これにより診察で来院される患者さんの数を減らすのみならず、医療スタッフの出勤も抑えることで、皆様と共に一丸となって社会的対応に取り組むことといたしました。

緊急事態宣言の期間、皆様にはご不便ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解とご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

緊急事態宣言: 東京都の要請を受けての対応(4月10日時点)

2020年4月10日に、東京都から休業要請についての具体的な業種や施設の種類が公表されました。歯科医院は名称として挙げられませんでしたが、「社会生活を維持する上で必要な施設」である「医療施設」として「適切な感染防止対策の協力要請」と解釈されます。

メディアに取り上げられております通り、歯科医院では治療内容によっては飛沫感染のきっかけとなりうるエアロゾルが発生します。また、海外の報告では歯科医師・歯科衛生士は救命救急士よりもウイルス感染リスクの高い職業とも指摘されています。そのため、患者さん間での感染や医療スタッフ同士の感染といった院内感染には十分に配慮する必要があり、現在、別ページの「新型コロナウイルス感染対策と社会的対応」に記載の内容で取り組みを行なっております。

ところが、刻一刻と変わる現状において、N95マスク、サージカルマスク、キャップ、ガウン、グローブ、アルコール綿などのディスポーザブルな物的医療資源の流通が滞っており、中には全く供給がストップしている品もあります。また、医療スタッフの中には保育園の休園に伴い出勤が困難になる者や、年齢や基礎疾患を有することから新型コロナウイルス感染症のリスクを極力下げたい者、通勤時間の長さから人混みに暴露されやすい者もおります。そのため、単に急患対応に限定した診療規模縮小とするのみならず、医療スタッフの自宅待機や診療時間の短縮も行うことで、医療資源の消費や医療スタッフの就労に無理のない環境整備を積極的に行う必要が出てまいりました。

現在はアメリカ歯科医師会(ADA)暫定的ガイダンスに基づいて急を要する治療のみに限定して、診療時間は通常通りで対応しておりますが、今後は診療時間の短縮も組み合わせての対応を検討しております。随時取り組んでおりますので、最新の診療時間についてはお電話にてお問い合せください。皆様のご理解とご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

緊急事態宣言を受けての当院の対応(4月8日時点)

2020年4月7日に、政府より緊急事態宣言が発令されました。期間は5月6日までとされています。東京都は対象地域であり、今後東京都より企業・事業者に対する施設使用制限や停止等が要請されることになります。

歯科医院は医療施設であり、現時点では「適切な感染防止対策の協力要請」の対応になると考えられます。しかし、口腔領域に触れてエアロゾルが発生する環境下で治療することが多い歯科医療現場では、患者さんや医療スタッフへの感染拡大が懸念され、歯科医院がクラスターになってしまう可能性も考えられます。

そこで、当院では4月8日から5月6日まで、診療の規模を縮小し、適切な感染防止対策を講じた上でアメリカ歯科医師会(ADA)の暫定的ガイダンスに基づいて歯科治療該当者を限定することと致しました。診察は急を要する治療や飛沫感染のリスクが低い処置に限定し、皆様の感染リスクの低減と医療スタッフの安全を最優先いたします。特に、70歳以上の方や基礎疾患をお持ちの方、妊婦・産婦・授乳婦の方は、新型コロナウイルス感染での致死率が高かったり、アビガンなど抗ウイルス剤を用いた治療に困難が生じたりする恐れがあるため、緊急事態期間内の通院・診察は原則お断りさせていただきます。なお、今後の政府や東京都の要請、日本歯科医師会等による要請や声明が発表された場合、そちらに基づき随時対応してまいります。

4月に来院予定だった方には、順番にこちらから予約内容の確認や変更等のお電話を差し上げてまいります。つきましてはご理解とご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

 

厚生労働省「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き」より

厚生労働省「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き」より

東京都の要請を受けての当院の対応(3月27日時点)

2020年3月25日に東京都の小池知事が都民に不要不急の外出を自粛するよう協力を呼びかけました。今は「感染爆発重大局面」として東京都は危機感を持って対応する局面になってきました。

一方で、食料品や医薬品の買い出し、医療機関への通院等を現時点では制限するものではないとしています。この発表を受けて、当院は今のところ通常通りの診療を予定しています。

ただし、日々の感染者数の増加や政府の緊急事態宣言などにより状況が急変する恐れもあります。そのため、医療機関として対応しながらも皆様の安全を優先して臨時休診とする場合も考えられます。必要な場合当院から皆様にご連絡差し上げる場合がございますので、予めご了承ください。

当院の新型コロナウイルス対策について(2月26日時点)

日本政府が公表した2020年2月25日の基本方針や26日の要請から、新型コロナウイルスを含む感染症に対して、国民一人一人が取り組む姿勢がより求められています。

歯科医院では口腔領域を扱うため、目鼻口の粘膜から感染を来す疾患については常に配慮して診療を行なっております。

一方で、医療機関として不特定多数が出入りするため、来院者の方がドアノブや手すりに触れることで生じる感染のリスクを配慮しなくてはなりません。

これについては、当院ではドアノブや手すり、トイレやパウダールームに対して、受付スタッフが1日の中で4回ほど定期的に使い捨てアルコールタオルにて消毒を行なっております。

このたび、さらなる感染症予防で皆様に安全に受診いただくため、医院玄関の入り口に速乾性擦式手指消毒剤を追加いたしました。来院時にはまず手指消毒を行っていただくことで、ご自身はもちろん、他の来院者に対しても安心・安全に歯科受診していただけます。御協力のほどよろしくお願いいたします。

皆様のご要望をカタチにしました

日本歯科医療評価機構による患者さんアンケートをもとに、皆様のご要望をカタチにしました。

パウダールームには引き扉があり待合室と区切られていますが、今まで鍵がなかったため、歯磨きやお化粧直しなどで使用中でも急に別の患者さんが扉を開けると鉢合わせするような状況になっていました。

今回、パウダールーム内側からロックがかけられるよう鍵を追加し、待合室からは使用中かどうかが分かるようにいたしました。治療前後でお顔や口元のご確認の際、これからは落ち着いてその空間をご利用いただけます。

このたびはご提案誠にありがとうございました。その他お気づきな点がございましたらどうぞご提案ください。

皆様のご要望をカタチにしました

日本歯科医療評価機構による患者さんアンケートをもとに、皆さんのご要望をカタチにしました。

診療所玄関で靴を脱いで中に入る際、脱ぐ場所によっては手すりから距離があったり、段差が気になったり、のため、踏み台のご要望がありました。

このたび、土間の部分に高さの低い踏み台を2つおき、靴の脱ぎ履きがしやすくなるよう工夫いたしました。

その他お気づきな点がありましたらぜひご提案ください。

禁煙外来との医療連携を開始

家族はタバコをやめてほしいと思っている。しかし禁煙にチャレンジしたがダメだった…。禁煙への道のりは本人の意志の強さ次第、と思われがちです。

喫煙は肺がんといった呼吸器系への悪影響のみではありません。口腔がんや咽頭がん、心疾患への悪影響なども指摘されています。また、副流煙には主流煙よりも有害物質がより多く含まれるため、家族の受動喫煙はむしろ喫煙者よりも悪影響が大きくなります。さらに喫煙は歯周病悪化の最大のリスクファクターであり、他にも口臭や歯の着色、といったお口の問題にも影響します。このような医学的な悪影響については、皆さん既にご存知なことばかりではないでしょうか。

現代医学では、喫煙には心理的依存身体的依存があるとされています。前者は「食後の一服」といった具合に習慣化してしまったもの、後者はニコチンに対する薬物依存という状態です。このニコチン依存という観点から、2006年よりニコチン置換療法を用いた禁煙治療が保険適用となりました(保険適用となるにはニコチン依存症のスクリーニングテストなど条件を満たす必要があります)。

川勝歯科医院では、歯科治療が済んだ後も予防メインテナンスで定期的に通院いただく予防型歯科医療に取り組んでいます。このたび、近隣の医療機関の禁煙外来と医療連携することで、禁煙にチャレンジする方を積極的かつ持続的に支援していく体制づくりを構築いたしました。

そろそろタバコをやめたいな、でも自分一人ではムリかも、という方に禁煙外来をご紹介し、担当医師、看護師とともに当院の歯科医師、歯科衛生士も一緒になってサポートしてまいります。「身体に悪いと分かっていてもやめられない」。そういうもどかしさを乗り越え、ご自身の毎日を気持ちよくし、さらに周りの人も喜ばせてあげましょう。気になる方は是非ご相談ください。

口腔がんスクリーニング検査の口腔内蛍光観察装置を新たに導入

予防メインテナンス時に行なっている口腔がんスクリーニング検査の評価向上のために、口腔内蛍光観察装置を新たに導入いたしました。

身体に害のない特殊な波長の可視光を当てて専用のフィルター越しに口腔粘膜を観察すると、病変部分が黒く観察できます。この装置を用いることで早期発見や専門外来への紹介をよりスムーズに行なえることが期待できます。

口腔がんはがん全体の1-2%ほどで、10万人に8-9人の発生率と言われています。また、扁平上皮がんと分類されるものが9割以上で、その好発部位は舌です(約6割)。そのほかにも、歯肉や頬粘膜、口蓋や口唇などにもがんは発生します。そのため口腔内を観察する機会の多い歯科医院で発見されることが少なくありません。しかしながら、欧米諸国と比較すると日本の場合進行したステージIVで発見・治療開始に至るケースが多く、国民における口腔がんの認知度の低さやスクリーニング検査の機会が少ない点がメディアや歯科医師会、専門学会でも取り上げられるようになりました。

口腔がんの病状が進行していて原発巣切除や再建手術が行われた場合、咀嚼・嚥下や会話といった口腔機能の低下を伴うことが一般的です。そのため、侵襲が少なく部分切除で済む早期発見・早期治療が極めて重要です。

当院では以前より治療後の予防メインテナンス時に口腔がんスクリーニング検査を行なっておりますが、今回、口腔内蛍光観察装置を導入することでその評価をさらに向上させ、健康をサポートする予防メインテナンスの付加価値をより高めてまいります。