投稿者「kawakatsu_admin」のアーカイブ

倫理申請講習会を受講

1月23日および24日に、「東北大学大学病院医学系研究科 倫理申請講習会」の配信動画を視聴し、受講を修了しました。

2018年に臨床研究法が施行されました。規制対象となるのは医薬品の臨床研究のうち「製薬企業から資金提供を受けた臨床研究」や「未承認・適応外の医薬品の臨床研究および未承認治療法の使用を含む研究」です。これらを行う場合、実施計画の届出が義務化され、所属機関などでの認定臨床研究審査委員会での審査を受けることが義務付けられています。

このたび、当院で行った新規治療法の症例発表を行う際に所属学会に確認したところ、適応外使用の薬剤が含まれるため、東北大学大学病院医学系研究科の倫理審査申請システムのプロセスを踏むこととなりました。それに伴い、倫理申請講習会の配信動画(全11講習、計10時間)を受講いたしました。

当院では東北大学と連携を取りながら、今後も学会発表を通じて日本の歯科医学の発展に取り組んでまいります。

YOSHIDAウェビナーに参加

1月21日に、「バイオセラミックシーラーを用いたシングルコーンテクニックによる根管充塡」と題したウェブライブセミナーがオンラインで開催され、院長が参加しました。

セミナーでは、今までの根管充塡法に加えてハイドローリックテクニックと言われるシングルコーン根管充塡の術式が紹介され、その術式で必要となるシーラーの要件を満たしているものがバイオセラミックシーラーのみであることが紹介されました。また、根管充塡の術式や使用材料自体が治療成績を向上させるものではなく、診査診断、根管洗浄と根管形成、歯冠側の封鎖が特に重要であることがコメントされていました。

ホワイトクロスウェビナーに参加

1月14日に、「シェードのないコンポジットレジン オムニクロマを本音で語る」と題したウェブライブセミナーが開催され、院長が参加しました。

オムニクロマは2020年に発売されたペースト型コンポジットレジンです。従来のコンポジットレジンのように歯科材料の色で色調合わせをするのでなく、周囲と同調して色調が得られる単色の歯科材料です。

オムニクロマは、サイズの均一な球状フィラー(オムニクロマフィラー)を有しており、周囲の歯質の色に同化する構造色の効果が生み出されます。また、歯質からの反射光を拾い、加法混色の効果で調和した明度を発揮できます。このようなイノベーティブな技術により、色調変化による充填物のやり直しリスクを下げ、審美的にも機能的にも有効な新規歯科材料として注目されています。ウェビナーではこの歯科材料の特徴に関する説明から実際の症例まで、臨床に活かせる内容で講演がなされました。

当院では昨年末に各ユニットにオムニクロマを配置いたしました。適切な症例選択で効果が十分に発揮できるように引き続き活用してまいります。

ストローマンウェビナーに参加

1月13日に「ネオインプラントを用いた症例紹介」と題したウェブライブセミナーがオンラインで開催され、院長が参加しました。

セミナーでは2名の演者を通じて症例とともにネオインプラントの特徴の解説が行われ、テーパー型インプラント、プラットフォームシフトといった利点の解説がありました。

受付の商品展示を新しくしました

受付左手にある口腔ケアグッズの商品展示を新しくしました。今回は歯ブラシです。年末年始で気持ちを新たにする準備にいかがでしょうか。商品の一言説明も添えてありますので、ぜひ見比べてみてください。

今後、季節やテーマに合わせて定期的に入れ替えを行う予定です。ご興味ある商品がありましたらお気軽に受付スタッフにお申し付けください。

口腔外バキュームの増設

このたび、ケアユニット2台に口腔外バキューム(フリーアームフォルテ)を設置しました。これにより、全ての診療ユニットに口腔外バキュームが設置されたことになり、エアロゾル対策に万全な環境が整いました。

むし歯治療では切削時にハンドピース(ドリルの柄)からエアロゾル(マイクロ飛沫)が発生します。また、入れ歯や被せ物、仮歯の調整では、金属や樹脂の粉末が飛散します。当院ではコロナ禍以前より治療ユニット4台に口腔外バキュームを設置しておりました。一方でケアユニット2台ではそのような治療を行わないため、設置しておりませんでした。しかしながら、科学的な研究から超音波スケーラーやエアフロー(パウダーによる歯面清掃)の使用でもエアロゾルの発生が報告されており、エアロゾルの発生する処置に配慮や制限が生じていました。そのためコロナ禍の4月に口腔外バキュームの増設を発注しましたが、生産が追いつかず納品にかなり時間が経ってしまいました。今回の設置で、以前のように安心してケアが行えるようになります。

バキューム稼働時は大きな掃除機のような音がしますが、万全の感染症対策となっております。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

専門医セミナーに参加

2020年11月15-21日の視聴期間で日本歯内療法学会第27回専門医セミナーがオンラインで開催され、参加いたしました。

今回の専門医セミナーは研究倫理と学会発表についての内容で、「ヒトを対象とする医学系研究に関する倫理指針」や「臨床研究法」に遵守しながら適切に研究発表することが説明されました。当院でも、臨床症例を通じて研究発表を行う際はルールに基づいて適切に対応していきたいと思います。

YOSHIDAウェビナーに参加

11月15日に、「マイクロスコープを用いた精密歯周外科」と題したウェブライブセミナーがオンラインで開催され、院長が参加しました。

セミナーではライブデモも行われ、マイクロスコープ下での手技の解説もありました。セミナーを通じて学んだ知識技術を臨床に活かしてまいります。

コンポジットレジン充填ウェビナーに参加

11月12日に、「CR充填と最新の審美歯科の潮流について」と題したウェブライブセミナーがオンラインで開催され、院長が参加しました。

短期的・長期的な予後に配慮した充填処置のポイントについて講演がなされ、最新のマテリアルについての解説がありました。

当院でも器具機材を揃え、日々の診療に活かしてまいります。

YOSHIDAウェビナーに参加

2020年11月8日に、「エムドゲインとレーザーを用いた再生療法の最前線」と題したウェブライブセミナーがオンラインで開催され、院長が参加しました。

歯周病再生医療で25年もの実績を持つエムドゲインの臨床報告と合わせて、予知性の高い治療アプローチが紹介されました。当院で行う今後の歯周病再生医療でも、セミナーの知見を取り入れて活かしてまいります。