活動報告&取り組み」カテゴリーアーカイブ

JOF理事会に出席

2023年1月29日に、東京八重洲にてジャパン オーラルフィジシャン フォーラム(JOF)理事会が開催され、スタッフ1名が出席いたしました。

JOFの活動方針やチームミーティングのプログラム内容など、対面だからこそできる意見交換を行いながらそれぞれの内容を洗練させる作業を行なっていきました。

当院でも予防型歯科医療の提供を軸として、地域医療に貢献してまいります。

1.6歳児歯科健診講習会に参加

2023年1月26日に、杉並区歯科医師会1.6歳児歯科健診講習会が行われ、院長が参加いたしました。

近年では口腔の健康に対する意識の高まりから、乳幼児からの虫歯予防にも興味を持たれることが多くなりました。また、生えたての乳歯の頃から口腔健康の習慣づくりをしていくには、正しい情報が不可欠です。

杉並区歯科医師会の活動として、1.6歳児歯科健診への取り組みにも当院は関わってまいります。

待合室物販セミナーに参加

2023年1月19日に、待合室物販セミナーがオンラインにて行われ、スタッフ4名が参加いたしました。

物販というと単なるオーラルケアグッズの販売と捉えられがちですが、実際は患者さんお一人お一人の歯の様子、生活スタイル、口腔清掃状態に合わせて、パーソナライズされたご提案が非常に重要です。また、市販品よりも薬効成分などが多く含まれており、より効果が期待できる歯科医院専売の商品もあります。より良いものを皆様にどのようにプレゼンテーションしていくかについて学びました。

これからもより一層の商品展開や最適な提案ができるよう、努めてまいります。

杉並区歯科医師会他職種連携事業講演会に参加

2022年11月28日に、ウェブにて令和4年度他職種連携事業講演会(東京都杉並区歯科医師会主催)として、「食支援における他職種連携 ー食べるを支える、食べられないを支えるー」と題したセミナーが行われ、院長およびスタッフ1名が参加しました。講師は日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニックの菊谷武先生でした。

口腔機能の低下というと、一般的には誤嚥(食べ物が間違って気管に入ってしまうこと)を思い浮かべると思います。これは、タイミングよくものを飲み込めなかったり、力強く飲み込めなかったりすることが原因で、さらに反射が衰えると咳き込めなくなってしまいます。これらを解決するためには、訓練を通した治療的アプローチ、食べ物の形態や姿勢を調整する代償的アプローチ、調理技術や地域支援を通じた環境改善的アプローチの計3つがあります。患者さんごとにこの3つのアプローチを上手に組み合わせることで、食支援が成り立つとのご説明でした。また、地域支援や他職種連携がとても重要になるとの解説がありました。

川勝歯科医院では訪問歯科については杉並区歯科保健医療センターをご紹介することがあります。一般の歯科診療所の受診が困難な場合はご相談ください。

MTAセミナーに参加

2022年11月24日に、ウェブセミナー形式でケーオーデンタル主催「MTAが変える!エンドにおける歯の保存の可能性」が開催され、スタッフ5名が参加しました。

講師は恵比寿ヘンミデンタルオフィスの辺見浩一先生で、ウルトラデント社「MTAフローホワイト」を用いたパーフォレーションリペアや歯髄保存療法をご提示くださいました。また、使用上の留意点として、止血への対応等をご説明くださいました。一番最初に登場したMTAは操作性に難があり、良い歯科材料でありながら症例によっては非常に使いづらいことがネックとなっていました。昨今ではその操作性を改善するべく、粉液比を術者が調整できるものや、パテ型など形状の異なる商品が登場しています。セミナーを通じて、症例に応じてMTA製材の粘度を考える工夫を学ぶことができました。

歯髄保存療法でのMTAの使用は、保険診療における標準治療として臨床に浸透しつつあります。数あるMTA製材から適材適所で臨床使用することを心がけてまいります。

歯科保険講習会に参加

2022年11月24日に、ウェブセミナー形式で歯科保険講習会が行われ、院長およびスタッフ2名が参加しました。

保険制度において、歯科用顕微鏡やCBCTの算定、う蝕管理や訪問歯科診療など、新しい機器の保険治療の導入や新しいニーズに対する対応から新規のルールや算定基準が生まれてきます。当院でも法に基づいて国民の皆様に標準治療をお届けするべく、定期的に保険講習会に参加しております。今回の講習会をもとに、適正な治療をこれからも皆様にお届けしてまいります。

院内勉強会を開催

2022年11月21日に、川勝歯科医院にて、「NiTiロータリーファイルを用いた根管形成・バイオセラミック製剤を用いた根管充塡」について院内勉強会を行い、歯科医師5名が参加しました。外来講師として東京医科歯科大学歯髄生物学分野所属の望月綜太先生にお越しいただき、実習も含めてその使用について理解を深めました。

NiTiロータリーファイルは根管治療の時間短縮に大変有効ですが、使用するにあたってその性質や特徴の理解が不可欠です。従来のステンレススチールファイルと異なり、超弾性や形状記憶の性質があり、さらに歯科メーカーごとで違いがあります。また、偶発的事故としてファイル破折が生じることも多々報告されており、その予防のためにも適切な設定の専用ハンドピースとの併用が重要です。

当院でもNiTiロータリーファイルを使用することで診療の効果が最大化できるよう、これからも技術のアップデートを心がけてまいります。

う蝕・歯周病勉強会に参加

2022年11月20日に、大手町三井カンファレンスにてう蝕・歯周病勉強会が開催され、スタッフ8名が参加いたしました。当日は歯周病の説明として、喫煙習慣のある方の症例報告や全身疾患と歯周病の関係についてスタッフ2名が発表しました。

学びを通して、喫煙習慣が歯周病悪化の後天的因子として非常に影響が大きいこと、ご年齢やお口の様子が似ていても個人の免疫力の違いで病状の違いが生じることに対する理解を深めました。深い知識を活かしてこれからの臨床に役立ててまいります。

東京オーラルフィジシャンチームミーティング2022に参加

2022年10月1日・2日に、富士通汐留本社セミナー室およびオンラインにて東京オーラルフィジシャンチームミーティング2022が行われ、院長およびスタッフがオンライン参加いたしました。

初日はスウェーデン・マルメ大学カリオロジー科教授のダン・エリクソン先生による講演で、スウェーデンにおける予防歯科の普及にどのような背景があったかが示されました。また、オーラルフィジシャン歯科医院作りに奮闘する若い歯科医師のご発表がありました。

二日目は、社会連携と地域医療として、企業や地方都市で予防歯科の浸透に取り組む3名の先生のご発表がありました。

当院も口腔の健康を支える予防型歯科医院として、今回のセミナーから多くのことを学ぶことができました。